ホンモノの輝き。
最近は、いろんな場所に足繁く出かけ、唯一の光を放っている生の音楽、最高のプレイヤーの演奏に浸ってます。私も目指せ、この境地!です。
一人目は、ショパンコンクール入賞後、さらにその音の領域を深め、まるでピアノであって、オーケストラのような響きを放つ宮谷理香さんの演奏を拝聴。ずっとどんな音なのか、音楽なのか、とても気になっていたので、五感全てで堪能させていただきました!そこはかとなく美しく繊細な音が天上から降りてきたかと思うと、気丈で全く太刀打ち出来ない剣を振るわれているような強音になったり、触れ幅の広い、その世界にのめり込ませてもらえる、素晴らしい演奏でした。そして演奏している表情も全曲通してほんとに魅力的で、同性ながら、理香さん魔術に翻弄されてしまいました(笑)
そして、それから数日置かずして訪れたジャズカルテット。このバンドのリーダーはもうすぐ80歳!というベースの金井英人さん、思わず年齢を書いてしまいましたが、全くそんなこと音楽に関係ありませんでした。関係あったとするならば、何かが乗り移ってるんじゃないか?と思えるオーラを放っているところでしょうか?(笑)想像以上にクールでシュールでタフでキュートな演奏&パフォーマンス!!
これを聞いてると、自らで作った閉塞感という檻?を、金井さんのように破り、脱け出すことができる日が来るのか?という問いが私の中で生まれました。でも、いつかは壊して、抜け出したいです。そしてきっとそれはあと数十年はかかることなんだろうと。またそれを壊していく人生自体にきっと魅力があるんだと思えます。
で、今週末はというと、先日の美宇宙の響宴にご来場頂いた(感激でした)バイオリニスト:中西俊博さんのリーダーズ・ライブを拝聴しに中目黒のカフェへ。
かなり簡潔すぎますが、まさにやり切られてしまった、スゴイライブ!、でした。中西さんは私が説明するまでもなく、バイオリン奏者&作曲家、また常に先駆的な取組みを続けているこの世界の第一人者の方ですが、現状を維持しようなんてちっとも思っていらっしゃらず、常に自分にとって面白い事はなんなのか?を追っていらっしゃる好奇心に満ちてて、それがそのまま音楽になっていると感じます。静かな音、不規則に進むフレーズにすら、独特の音の勢いがあるのです。特に即興というのは偶発性また新たな発見を楽しむものですが、中西さんほど長年の歴史とまた頻繁なライブがある生活の中で、その即興性が楽しいと思わせてくれる音楽を持続されてるなんて、もはやこれまた神の領域(笑)
そしてもうひとつ、特筆しておきたいことは、code"M"はアネゴな私とみんなとの間に、多少!の年齢差(笑)がありますが、中西さん、また前述の金井さんに至っては、30歳〜50歳くらい若いプレイヤーとアンサンブルしているわけで、さらにはそこで生まれ、誘発しあってる共鳴がもうそれはそれは絶妙!で、私も70歳くらいで20歳のプレイヤーと共演したい!!という野望が沸いてきて、今から意気揚々です(笑)
上記3人の方はそれぞれ経歴、また活躍されてる音楽フィールドこそ違いますが、みなさんその過程においてストイックに激しく自分と向き合って、それを舞台ではこれでもかってくらい、解き放たれてるんですよね。またその光景が美しい!
最近鑑賞時の自分の癖に気付いたんですが、スゴイ音楽を聴くと、身体が揺れるだけでなく、口角が上がる?というか表情が弛むというか、なんだか無性に楽しく、笑いたくなってくるんです。。。スゴイですね、音楽の持つパワー。それを奏でるスゴ腕&完成豊かなプレイヤー。
皆さんのライブを聴いて、まだまだ現状の自分にはこれが足りない、あれが足りないとアナリーゼし、もっともっといろんなものを吸収して肉付けしたいと思いました。海の向こう、夏なのに8度!の世界では中井王子が音楽を通しての異文化交流に、また新たな視点&発見&喜びを感じているようで、、、、、。
時間は絶えず流れていきますが、一瞬一瞬大事に自分と向き合っていかないと!です。
上記お三方のウェブサイトは、コチラより。
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