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2009年7月 2日 (木)

音の出口!のスペシャリスト

今回のアルバム制作では、レコーディング&ミキシングエンジニアは、Blue Zoneをきっかけに、和楽〜華の乱〜、今回のアルバムで三枚目となった渋沢俊介さんに、またマスタリングエンジニアは、今回初めてタッグを組ませて頂いた、サイデラの森崎雅人さん、このお二方に大変お世話になりました!

作曲科在籍中から、自分の書く譜面上の音楽は、それを奏でる秀逸の演奏家とまたその出口を豊かにクリエイトする音響家の方によって、輝きを増すと感じていた私は、作曲科の研究室の1つ上の階にあった音響研究室に度々通い、電子音、音響について興味を持ち、少々かじっておりました。

その結果というか、人生の過程の中で卒業後、貴重な助手仕事を経験できることに、、、。
仕事内容としては、大学主催のコンサートの録音録画やら、音響関連の授業のアシスタントなどが含まれていたわけですが、両陛下がコンサートにご来訪された際等は、編集室からカメラをリモートする手にかなりの緊張を感じたり、また世界的チェリスト:ヨーヨーマの学内公演では、幸運にも彼にピンマイクをさせ、最高の演奏&人柄を舞台袖から直視できたことで、、いつか、いつか共演できないかな〜と高い(高すぎる?笑)理想も抱くようになりました。

こういう仕事は一見、本業?の演奏や創作からは離れたイメージですが、ケーブルをはんだ付けしたり、オープンリールでテープ編集をしたり(聴音の試験問題編集も重要な仕事の1つでした)、マイクの指向性や特性を感じながら、絶好のマイクポジションを探していた時間も、全てが音楽的財産と感じてどん欲?に吸収してました。要はいつも男勝りなわけです(笑)

で、そんなガテン系な仕事内容の時に、私が毎回汚れてもいいような格好?をしてたかというと、意外とそこはそうでもなく、その日の気分で、スリット20cm!のスカートで現場に参上する日もありまして(笑)その辺りは皆さんのイメージ変わらぬ?私のまま、ですdash

そんな歴史もあってか、本当に音響家の方々と非常に恵まれた出会いが多く、今から40〜50年前にアメリカに渡り、最先端の音響を学んでいらっしゃった先駆者である故:若林駿介先生にも、芸大研究室での出会いが縁で、個人的にも可愛がって頂き、今でも私の仕事部屋では先生に頂いたヘッドホンが活躍中で、同時に先生を偲ぶ形見でもあります。
また、キースジャレットの日本におけるホール録音などを務められた、ジャズレコーディングといえば、及川公生氏というほどの巨匠!も、芸大で授業を始められた時に、たまたま私が先生の授業のお手伝いをする関係にあり、そこから授業内容は元より、先生リコメンドの沢山のアルバムを聴かせて頂き、また校外?ではcode"M"の音の出口!にアドバイスと激励を頂きながら、今日に至っています。

その後も、劇版、アニメーションなどの仕事を通し、エンジニアであり、同時に数々のドラマや劇版、コンサートの音楽プロデュースも手掛ける鬼才!伊藤圭一さんを紹介頂き、自分の音楽人生に今まで欠けていたものが注入され、、と、まさに現場、現場で出会う音響家の方に音の出口を安心して委ねられることが多かったことが、私が音を発信する時の心構えを作ってくれてると思えます。

またずっと専属の音響家が不在のまま時間が経っていたcode"M"にも、結成から7年を経た'07秋、ソニーで長年に渡り数々の傑作アルバムを手掛けてきたマスタリングエンジニアの笠井鉄兵さんが付いてくれることになり、今では私達の演奏コンディションを最も知り、1番よい音場を探し出してくれるスペシャルクリエーター&ドクター?を担ってくれているので、安心してステージに立てている昨今です。

、、いろんな方のコンサートに伺う中で、音楽が通過するマイクやスピーカー、空間の創りに対応する音響スペシャリストの方がいないことでコンサートの魅力が半減してしまうことがある、と感じることもあります。
音楽のクオリティを上げていくためには、創り手&弾き手だけでなく、やはり音の出口スペシャリスト=音響家との相互間でのチームワークが必要だと感じます。

私の中で、こんなにも大きく音響が占めている部分を書きたくなったのは、前記のマスタリングエンジニアの森崎さんがご自身のブログで、及川先生の印象的な言葉があって、納得いくお仕事をされてるというスタンスを知り、こうして、現場ではお互い知らない中でお仕事をしていたのに、点と点がつながったことが嬉しくなって、私も過去を振り返って書いてみました。

舞台上で意気揚々な虎ドレスのMAKIも、いろんな側面から皆さんに鍛えて頂いているわけです。

感謝の気持ちとともに。

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