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2012年3月10日 (土)

手紙

主人が趣味を通じて知り合う(自然植物愛好家)な方々は、主に北関東&東北に住んでいらして、私も妻という立場上?!たまに同行して植物音痴ながら、みなさんが熱心に語る植物を眺めている週末がごく稀!ですが、あります。

愛好家の多くの方は高齢でもあり、音楽的な話はそこでは出ないのですが、たまたま音楽好きな(ジャコパスなどの洋楽や、深町さんの話でも盛り上がる)方がいらして、その方が主人を通してcodeMの音楽にも関心を持ってくれ、あれよあれよと曲もメンバーにも深入り?して(特にたくちゃん!w)気に入って下さり、この熱い私でもびっくりするくらい!熱い手紙(ファンレター?)を頂いた事がありました。ほんと、各奏者への可愛いコメント,ハートマークなど最高の手紙でした。
その手紙が届く前後、その方は日頃の労いを込めて、奥様と温泉に行かれるともメールで書かれてました(奥様想いですよね!!)


そこから日を置かずして、その方は居住地である南相馬で震災に遭われました。


私達がかける電話も数日繋がらない中、三日後に趣味仲間の方を通じて、ご家族みなさん無事だとわかり、その数日後、声にはならない声で電話でお話しました。。。
職場駐車場の車は海に流され、高台にあって奇跡的に無事だった家も戻る事は原発の影響で今でも許されず、それまでの仕事も失い、そして親しくされていた町内の方も多く亡くし、それでもその憤りをどこにもぶつけることもできず、部下の方々の再就職口を最後まで尽力され、介護入院を必要とされるお母様の病院が見つかるまで、仮住まいの中でお世話をされ、、、

その方が避難場所から仮住まいの場所に移動する際、深海のくろのぐらふがずっと頭で鳴っていたと後で教えて下さいました。
3月といえど冬の山で滑りやすい真っ暗な山道を家族のため、安全に走行しようと気持ちを集中させた時に、あの曲がパワーになったと。音楽の力ってすごいですよ、とも。
4月23日大子、主人や愛好家仲間の方と客席にいてくださったその方は、終演後にも演奏してくれてありがとう、と。


、、震災以降、自分ができたことなんて微弱なことばかり。その中で音楽活動を続けていることが自分本位に思える葛藤もあったし、でも音楽家として頑張りたい、これからも元気を届けたい気持ちはさらに募り、、。そんな想いの中、過酷すぎる状況にあるその方が、軟弱な私の精神をむしろ励ましてくれるような存在でした。


それ以降も主人や私と交流を続けて頂いていて、最近は当時お世話になった皆さんへと、御礼の品まで送ってくださいます。(この間焼いて送って下さったゴパンは最高でした!)
こんなに心のあったかくて大きい方の人生を一瞬で呑込んでしまう自然災害の恐ろしさ、また原発問題に起因する多くの矛盾を感じずにはいられません。

また聴きに行ける時を楽しみにしてますと、その方から頂いた激励の言葉に恥じないよう、毎回本気のステージにする!と背筋を伸ばして意気込んだ1年でした。

ご存知のように、最近のcodeMは究極に音楽って楽しいよ!を追求しているライブが多く、まぁ、よくしゃべり、元気に演奏するMAKIネェでございますので、今夜も相当ハッチャけたサウンドで臨みたいと。


なので、その方から頂いた限りない愛情とパワーは、自分勝手ながらここに感謝を綴り、パワフルなくろのぐらふを爽快にメンバーたちと演奏することに集中します。
今日もかなり垂れ目な笑顔(実はちょい気にしておりw)で私達らしい賑やかな音楽、届けてきます!

MAKI


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